仮面ライダーにかかわる仕事に就きたい。
仮面ライダーが好きな人なら誰しも、仮面ライダーに携わる仕事がしたいと思ったことがあるでしょう。
仮面ライダーにはなれなくても、仮面ライダーを作りたい!と。(私もその1人です。)
今回は、仮面ライダーに携わる仕事とはどんな仕事があるのかということをまとめていきたいと思います。
私の主観的な情報も含まれますが、ご了承ください。
1.東映
まず真っ先に思い浮かぶのがこの会社だと思います。
仮面ライダーを製作している会社がここだからです。
しかし、注意しておきたいのが、この会社は映画会社だということです。
少し脱線になりますが、日本の映画業界は売り上げで見ると東宝が最も大きく、その後から東映、松竹が続きます。
特に、東映は任侠映画や時代劇など個性的な映像作品を得意としています。
一方、テレビ事業というのも行っており、その中で大きいものが「刑事ドラマ相棒シリーズ」と「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」になります。
そのため、この会社に入社できても、かならずしも「仮面ライダー」に携わることができるかは分かりません。
ただ、仮面ライダーと言っても、番組制作を行う人、イベントを企画する人、商品を展開する人、権利を扱う人などいろいろな携わり方ができるところは魅力だと思います。
番組制作のスタッフになると撮影現場に行ける、という夢のような仕事のように思えますが、現場での仕事は激務であることは避けられないと思われます。
それによって、多少は仮面ライダーのことが嫌になることもあるかもしれません。
仕事ですので、ここは覚悟が必要ですね。
経験を積むうちに、プロデューサー、うまくいけば白倉さんのようなチーフプロデューサーになることができるのでしょう。
他には、超英雄祭などのイベント企画も行えます。
2.バンダイ
こちらを真っ先に思い浮かべた方もいるかもしれません。
何しろ、私たちは子供の頃からあの赤いロゴマークを脳内に刷り込まれていますからね笑
この会社は玩具メーカーです。
主力事業としては、ガンダム・たまごっち・仮面ライダーなどのキャラクターを用いた商品展開です。
仮面ライダーのおもちゃの企画ができますが、こちらも必ずしも仮面ライダーの部署に行けるわけではありません。
また、国内の主要なおもちゃメーカー自体が少ないことと、おもちゃの楽しそうなイメージとも相まって競争率は非常に高くなると思われます。
かなりの狭き門です。
ただ、仮面ライダーの部署に入れたとしたら、ライダーベルトの企画ができます。
近年、仮面ライダーはキーアイテムを元に企画されています。
例えば、今年は本を集めさせよう!なら主人公は小説家だ!と。
つまり、おもちゃという観点から仮面ライダーに携わるということは、ライダー自体のコンセプトにも多大な影響を与えることができます。
そういう意味では、最も仮面ライダーにかかわることができる仕事かもしれません。
他には、ガンバライジングの企画も行えます。
3.バンダイナムコエンターテインメント
ゲームメーカーです。
この会社は主にゲームソフトを開発しており、パックマン、アイドルマスター、ドラゴンボールなどのゲームを作っています。
そして、仮面ライダーの家庭用ゲームも開発しています。
(クライマックスヒーローズ、サモンライド、バトライドウォー、メモリーオブヒーローズなど)
とは言っても、このようなタイトルは年に1度出るか出ないかというものです。
正直、この会社の中での仮面ライダーのゲームの位置づけはそれほど大きなものではないように思います。
そのため、あくまでゲームが好き!という人で、仮面ライダーのゲームもできたらいいなぐらいの人には、良いと思います。
4.小学館
出版社ですので、一般の書籍や雑誌、コミックを多数取り扱っています。
ヒーロー雑誌「てれびくん」を製作しているのもこの会社です。
児童誌を扱っている部署があり、てれびくんの編集者になることができます。
撮影現場への取材、編集などを行うことができます。
一方で、出版社は締め切りまでに仕上げることがあるなど残業が多い職種と言われており、激務であることが予想されます。
これらの企業に行くためには何をすればよいのか
まず、大学に行ってください。
ここであげた企業は現時点では総合職採用を行っているため、一般的な大企業と同じく、4年生大学を卒業するということが条件です。
ただし、学部学科は何でも大丈夫です。
また、特別な資格も必要ありません。
選考で仮面ライダーが好きということを言うべきか
面接などで「仮面ライダーが好きです。」と言ったら、ただのオタクだと思われそう・・・。
こんな悩みを持つ人もいると思います。
私の考えは、ただのオタクでなければ言っても良いと思います。
仮面ライダーが好きであれば、何が魅力なのかということを深く考察することができるはずです。
そしてそれをどうしていきたいのかということまでよく考えられていれば、プラスの印象を与えられると思います。
一般の人とは違った角度から考えられるという要素があれば、それ自体が立派な強みになるからです。
また、仮面ライダーが好きということを隠していた場合、選考中のどこかで予想外の質問が来て、自分の本音がつい出てしまうことがあってはいけません。
ですから、やはり隠さずに最初に行っておく!のが良いと思います。
諦めそうになった方へ
正直、こんな一流企業に入れるのは一握りです。
やはり仮面ライダーはすごい。
私は自分を育ててくれた仮面ライダーという作品に恩返しがしたいという思いがあります。
小さな形でもいいから何か貢献したい。
そんな思いで、このブログを書いています。
仕事として仮面ライダーに携わることができなくても、モノに溢れた今の時代、できることは何かあるはずです。
でも自分が挑戦できる環境にいるなら、挑戦してみることをおススメします!
”手が届くのに手を伸ばさなかったら、死ぬほど後悔する”
”戦わなければ生き残れない!”
”弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない。”
私たちはまさにこれを、仮面ライダーから学びました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。