仮面ライダーを考察するブログ

ここは、仮面ライダーの考察を勝手にためていく場所。

仮面ライダードライブ全話をライダー・ロイミュードの視点からおさらい

仮面ライダードライブのYoutubeでの配信が終了しました。

今回はドライブのここまでのストーリーを、ライダーロイミュードの両方の側面から振り返っていこうと思います。(2021/11/5更新)

 

〈目次〉

 

1.ドライブ登場編(第1話~第11話)

特状課の巡査・泊進ノ介は何も知らないままに仮面ライダードライブとなり、数々のタイプを乗りこなす。

それは、進ノ介の熱い心にベルトであるクリムが共鳴したからであった。

この間、ロイミュード退治の邪魔をしてくるチェイスとは何度も戦うことになる。

 

 

序盤はハートブレン、そしてチェイスの三人が幹部として活動する。

ロイミュードは人間の欲望を学ぶことで進化する。

その手口は次第にエスカレートし、人間に協力することでその欲望を取り込み進化するロイミュードも出現した。

また、ロイミュード役にルー大柴安田大サーカスを起用するなどで話題を作った。

 

 

 

2.マッハ登場編(第12話~第24話)

霧子の弟・詩島剛はアメリカで父の真実を知り、ロイミュードを撲滅するために日本に帰国した

ハーレー博士が作ったというマッハのシステムはドライブをも上回る戦闘力を持つ。

剛は、霧子に真実を知られる前に一刻も早くロイミュードを撲滅したいという一心で戦っている。

その一方で、タイプデッドヒート、タイプフォーミュラと進化する進ノ介を見て、焦りを感じていた。

この焦りを振り切り、自信を取り戻すことでデッドヒートマッハを乗りこなした。

剛はりんなにマッハドライバーを強化するように頼んでいたが、それも不要になる。

この時に作ったもう一つのマッハドライバーはのちにチェイスが使うこととなる。

 

 

ボルトが集めた電力によってメディックが復活した。

ここからはブレンとメディックの熾烈なハート様争いが始まる。

チェイス自身は自分が何者なのかということを疑問に思い始める。

しかし、メディックがチェイスの中にある「人間」ロイミュードという単語を逆にしたことによって、チェイスは人間を襲い続ける。

特状課の身の回りで事件が起こり、それぞれにスポットが当てられたストーリーも展開された。

のちの展開を考えると、ブレンがわざと特状課関係者をロイミュードの共犯者にしていた可能性も考えられる。

 

 

 

3.チェイサー登場編(第25話~第28話)

ドライブの名シーンの一つ、市民の前で変身する進ノ介

かつて自分のせいで怪我を負ってしまった早瀬からはねぎらいの言葉をもらい、進ノ介は新たな気持ちで仮面ライダーとしての戦いを続ける。

そして、正気を取り戻したチェイス仮面ライダーチェイサーに変身する。

ここから3人体制で市民を守る!とは行かず、、、

チェイスのことを認めきれない剛は共闘することを拒絶するだけでなく、チェイサーに攻撃を仕掛ける。

チェイスが味方になったかと思えば、次はマッハが敵になるという歯がゆい展開。

 

 

ブレンが持っていた蛮野のタブレットを手に入れるため、剛はロイミュードの味方になったふりをする。

これは001の能力である記憶改ざんの効果かと思われたが、剛も特異体質だったことが後にわかる。

警察に身を隠していた001も、超進化のために行動を始める。

それに伴い、001に弱みを握られていた仁良は特状課への嫌がらせを始める。

 

 

 

4.12年前の事件編(第29話~第36話)

12年前、進ノ介の父・泊英介は同僚の仁良とともに強盗事件に巻き込まれた。

強盗の男・根岸が少女・ゆかりに銃を向けると、英介は彼女をかばった。

しかし、そこで銃を発砲したのは、英介のことを妬ましく思っていた仁良だった。

001はその醜さを気に入って仁良に協力をする。

記憶改ざん能力で、その場にいた人に根岸が銃を撃ったと思い込ませた

仁良は001(真影国家防衛局長官)に忠誠を誓い、証拠品の銃は001が回収した。

進ノ介は根岸の事件やゆかりの証言から、徐々に真犯人を明らかにしていく。

一度はフリーズとの戦いで殉職するも、特状課の努力により、進ノ介はトライドロンと一体となって復活する。

タイプトライドロンの誕生である。

 

 

001は12年前の事件の真犯人は自分であると装うことで、進ノ介をわざと怒らせてドライブと戦う。

これは、自分が超進化するために、ドライブに一度負けることで屈辱を味わうという作戦であった。

フリーズが消滅した後は、仁良の嫉妬という感情にブレンが反応し、超進化を遂げる。

仁良とブレンは、特状課でろう城事件を起こすが失敗に終わり、ブレンは倒されてコアのみの姿となる。

仁良は無事逮捕され、12年前の事件にようやく決着がつく。

 

 

 

5.蛮野編(第37話~第43話)

ロイミュード幹部たちが次々に超進化する一方で、剛はタブレットの中の自分の父と話していた。

彼は、「ロイミュードを生み出したことを反省している、自分にも協力させてくれ」と言う。

かつて蛮野とともに研究者だったクリム(ベルトさん)は猛反対するが、剛は父を信じたかった

しかし、蛮野はそれを利用して復活し、人間とロイミュード両方の敵となった。

ロイミュードたちとは、蛮野という共通の敵ができたことにより、共闘する展開となる。

 

 

ロイミュードたちはもともと、第2のグローバルフリーズを起こすために4体の超進化体を探していた

ブレンは仁良の「嫉妬」に共鳴し、ハートは進ノ介と戦える「喜び」に共鳴し、メディックはコピー元の「慈愛」の気持ちを思い出し、それぞれ超進化する。

海外に潜伏していた2体のロイミュードも超進化体の候補とされていたが、008はドライブに倒され、006は蛮野がゴルドドライブに変身するためのボディに利用された。

ハートは蛮野に虐待のような仕打ちを受けた過去があり、蛮野のことを個人的に強く憎んでいた。

その一方で、蛮野に直接挑んでも勝ち目はないと考えていた。

そのため、ハートは蛮野に従うふりをし、ブレンには身を隠すように命令した。

 

 

蛮野は、004に命令してドライブドライバーを盗ませる。

これを模倣してバンノドライバーを完成させ、ゴルドドライブへと変身する。

彼の目的は、人間を数値化して管理すること

そのためには、ライダーたちの邪魔が入らないようにする必要があった。

彼はまず、メディックを自分に従うようにプログラムし、ブレンを捕獲させた。

そして、「約束の地」の嘘の場所を特状課に流し込み、ライダーたちをおびき出した。

あとは、ライダーたちとロイミュードたちをまとめてその場所で爆発させるというものだった。

 

 

 

6.別れ編(第44話~第47話)

ここからは、怒涛の別れラッシュ。

 

ブレンは、メディックをかばって散っていく。

蛮野の作戦は、超進化体のエネルギーをメディックに逆流させ、メディックの体ごと大爆発を起こすというものだった。

そのプログラムを知ったブレンは、メディックを救うべく、蛮野に協力するふりをした。

そして、メディックが爆発する寸前に、そのプログラム自分の方へ移した。

 

チェイスは、剛をかばって散っていく。

チェイスは霧子を愛していたため、霧子の大切なものを命がけで守ると誓っていた。

剛はデッドヒートの衝撃で体に大きな傷を負っていたが、自分の父である蛮野を許すことができず、その傷を抱えながら蛮野との戦いを引き受けた。

それを知っていたチェイスは、剛についていく。

蛮野に倒されそうになるマッハを、チェイサーは全力で守る。

チェイスのドライバーが破壊されてしまうも、魔進チェイサーとなり、最後の力を振り絞って散っていった。

 

メディックは、進ノ介とハートをかばって散っていく。

彼女は、女神として相手を蘇生させる能力を失いかけていた。

また、蛮野に細工されたことにより、重加速に耐えられない体になっていた。

進ノ介とハートは、蛮野が作り出した機械生命体・シグマに立ち向かうが、あまりの強さに進ノ介が戦う力を失った。

そこに、メディックが駆け付け、最後の力を振り絞って進ノ介に力を与えた。

 

ハートは、人間を守って散っていく。

最後の戦いで大きなダメージを受けていたハートは、自分が最後に進ノ介に倒されたいと思っていた。

それを勘づかれないように進ノ介に殴りかかるが、体に限界が来てしまう。

最後に進ノ介と「友達」になり、ロイミュードの存在を覚えていてほしいと願った。

これをもってすべてのロイミュードの撲滅が完了した。