仮面ライダーアマゾンズ 第5話までを考察してみる
こんにちは。
外出を自粛してずっと家にいるわけですから、ここぞとばかりにアマゾンプライムに入りました。
そして今、仮面ライダーアマゾンズを第5話まで見たところですので、ここまでの感想を書いていきたいと思います。
完全大人向け
ネット配信だからこそできる表現があるのだと思います。
テレビシリーズの仮面ライダーには見られないようなグロいシーンに初めは戸惑います。
仮面ライダーは二人、緑のアマゾンオメガと赤のアマゾンアルファがいます。
彼らは人を守るためというよりも本能のままに戦っている感じで、仮面ライダーと呼んでいいのかと思うことがあります。
作中でも彼らは仮面ライダーとは呼ばれていません。
しかし、作品としては「仮面ライダー」の要素が数多く見られ、こういう仮面ライダーも面白いなと思います。(バイクにも乗っている!)
アマゾンとは
昭和ライダーに仮面ライダーアマゾンというのがいますが、それとは全く関係ない世界になっています。
ただ、腕輪やベルトなどは昭和のアマゾンをリメイクした感じで、野性的な戦い方など共通点も見られます。
変身のときに「変身!」じゃなくて「アマゾン!」というのもですかね。
アルファの方はめっちゃスタイリッシュに言いますが(笑)
平成のアマゾンって感じです。
大切断(アマゾンの必殺技)らしき攻撃もしていましたね。
私は昭和のアマゾンは見たことがないのでこれ以上詳しいことは言えませんが、、、
(見ていたらより深く楽しめるのでしょうか?)
アマゾンズの世界では、「アマゾン」というのは野座間製薬という会社の人体実験の失敗によって生まれた化け物です。
アマゾンアルファやアマゾンオメガもそのうちの一種であります。
出自を敵と共にする、まさに「仮面ライダー」です!
ちなみに野座間(NOZAMA)って逆から読んだらアマゾン(AMAZON)ですね(笑)
(書いてて気づいた)
敵が現れるシーン
それぞれの話ごとに敵がでるわけですが、毎回アマゾンが人を食うシーンは表現が工夫されていて面白いです。
例えば第5話。バスの運転手がアマゾンなのですが、バスがトンネルに入ってくぐりぬけると乗客がみんないなくなっている。
直接的に食べてるシーンを写さなくても食べたとわかるし(実際はトンネルの中にいる別のアマゾンに運んでいた)、なんとも不気味です。
そこにアマゾン駆除班が向かい、そこに仮面ライダーも来て戦うことになります。
協力関係にはないけど、互いに援護したりはし合います。
駆除班だけでは頼りないところに仮面ライダーが現れる、という感じでここはウルトラマンっぽいなと感じました。(なんとなく)
駆除班には仮面ライダービルドで万丈を演じた赤楚さんがいたのですが、もう退場してしまって悲しいです。(まだでるのかな?)
ジタバタ感がない
テレビシリーズのように1年かけて撮ったものではないので、その分脚本が最後までちゃんとできているのだろうと。
だから回収されない伏線などがなくて安心して見れる、そこはとてもしっかりしているんだと思います。
仁の正義
仁のセリフにこのようなものがありました。
「生きるために食らう。そういう意味じゃ同じだ。ここにいる誰もが。」
つまり、アマゾンが生きるために人間を食べるのは、人間が生きるために動物の肉や卵を食べるのと同じだ。ということです。
作中では仁が何のためらいもなく育てた鶏を食べるシーンが強調されて描かれています。
そのことをどう思うか。
かわいそうだけど、生きるために我々人間は食べるしかないと考えます。
それをやめたら人間は生きてはいけません。
ならば、アマゾンも生きるために人を食べているのだから、それを止める資格はない。
自分が生きるためにただ戦う、それが仁の言い分なのでしょう。
深い、けど単純。
誰かのためでなく自分のために戦う、仁はミラーワールドに行ってもやって行けそうですね。
残りも見たら改めて考察を書こうと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。