【花言葉で振り返る鎧武】後編
それぞれの果物の花言葉は、まさに使用者を一言で表したものでした。
それを見ながら、鎧武を振り返っていきましょう。
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デューク・レモン
レモンの花言葉は、
「情熱、自由裁量」
戦極ドライバーの開発者。
プロジェクトの主任は貴虎ですが、実質裁量権は戦極凌馬にあったと言えます。
プロジェクトアークは戦極ドライバーを量産化して人類に行き渡らせ、ヘルヘイムの脅威から救うというものでしたが、凌馬は全人類の6分の1しか救うつもりはありませんでした。
それだけでなく、凌馬はオーバーロードの存在を独自に調査しており、黄金の果実を手に入れることを密かに目論んでいました。
彼は自分の研究のためなら犠牲を惜しまず、研究だけに全ての情熱を注いでいました。
プロジェクトアークの実験台としてビートライダーズ(モルモット)を利用し、自分用には進化型のゲネシスドライバーを完成させました。
ハカイダーの力に興味を示し、自ら装着することもありました。
オーバーロードの襲撃により一度は地球を離れましたが、黄金の果実を手に入れるために帰還し、一時は紘汰たちと行動を共にする展開になりました。
光実をそそのかして舞から黄金の果実を摘出しましたが、果実が舞と一体化していたことにより制御することに失敗。
最後は、オーバーロード化しても自我を保ち続ける戒斗に怒りをぶつけるも、あっけなく倒されました。
マリカ・桃
桃の花言葉は、
「気立ての良さ、私はあなたのとりこ、天下無敵」
初めはプロフェッサー凌馬の従順な部下として活躍していました。
凌馬からは、密かに黄金の果実を狙っているのではないかと疑われることもありましたが、湊耀子の願いは「王をこの手で育てたい、見届けたい」というものでした。
凌馬の裏切りをきっかけに、湊は紘汰たちと行動を共にします。
戒斗の強さにこだわる態度から王の素質を見出し、完全に戒斗のとりことなりました。
最後は戒斗を命懸けで守りました。
シグルド・さくらんぼ
「善良な教育、幼い心」
シドは錠前ディーラーとして、モルモットのお目付け役を担っていましたが、とても善良な教育をしていたとは言えませんね笑
貴虎には内緒で光実にロックシードを渡し、裏で光実と繋がっていました。
荒々しい戦い方で子供相手に本気を出してしまうことが多く、湊に止められる場面もありました。
貴虎を始末した後は、凌馬たちを出し抜き、ユグドラシルタワーの人口クラックを破壊して一人でオーバーロードの元へ向かいます。
しかし、ロシュオにかなうわけもなく、崖に挟まれて瞬殺されました。
ナックル・クルミ
「知性、戦略、野心」
ザックはチームバロンのナンバー2で、チーム鎧武を見下した態度を取っていました。
戒斗がチームバロンを抜ける際に、彼から戦極ドライバーを受け取り、アーマードライダーになりました。
合同ダンスイベントの成功により、チーム鎧武のメンバーとも心を通わせるようになり、紘汰たちと共にインベスから街を守りました。
戒斗がオーバーロード化した際は、その暴走を止めようと戦略的に戒斗の仲間になりました。
戒斗を止めようと作戦を実行するも湊に阻止され、戒斗にとどめを刺されました。
イドゥン・リンゴ
鎧武外伝斬月に登場。
リンゴの花言葉は、
「誘惑、後悔」
朱月藤果(あかつきとうか)は呉島家に復讐を果たそうと、貴虎に近づきました。
彼女はかつて呉島家の使用人で、幼い頃に貴虎が心を許した数少ない友達のような存在でした。
大人になって貴虎を誘惑するように近づきますが、貴虎に気付かれてしまいます。
その後も貴虎にとどめを刺すことはできず、自分がしたことを後悔します。
しかし最後は、ロックシードの副作用に苦しみ、そこに登場した戦極凌馬によって倒されました。
タイラント・ドラゴンフルーツ
鎧武外伝バロンに登場。
ドラゴンフルーツの花言葉は、
「燃える心」
アルフレッドは財団の使用人でしたが、養子であるシャプールを襲います。
財団の金と権力を手に入れるためです。
権力を手にすることだけに心を燃やして戦い、最後はロックシードの暴走によりオーバーロードになってしまいました。
シャプールと入れ替わっていた戒斗によって倒されました。
東映特撮YoutubeOfficialでの鎧武の配信が終わろうとしています。
今回の記事がその振り返りになれば良かったです。
読んで下さった方、本当にありがとうございます!